神前式の人気が高まっている3つの理由とは?

理由その1:由緒ある神社で式を挙げられる!

神前式とは、神社や神殿において日本の神々を前に執り行われる結婚式です。挙式を行う神社の中には、千年以上の歴史を誇る所やパワースポットとして有名な場所も数多くあります。教会での結婚式は基本的にキリスト教の儀式であり、賛美歌が歌われますが、神前式は神道の神々に誓いを立てるものであり、神職が祓詞(はらいことば)を述べ、身のけがれをはらい清めたあと、神にふたりの結婚の報告と、末永く幸せが続くよう祝詞を奏上します。由緒ある神社での厳かな雰囲気での挙式は、忘れられない体験になることでしょう。

理由その2:和装が楽しめる!

ウェディングドレスを着る教会での挙式とは違い、神前式においては、ほとんどの場合、男女とも和装を身にまとうことになります。新郎は紋付羽織袴一択であると言ってもいいくらいですが、新婦は色打掛や黒引き振袖など選択肢がいくつかあります。そんな中でもやはり、多くの花嫁が選んでいるのが、最も格式が高いとされている白無垢姿です。昔から憧れていたという声も多く、圧倒的人気となっています。その際、日本の花嫁の伝統的な髪型とされる文金高島田の上に、「綿帽子」と呼ばれる袋状の帽子をすっぽりとかぶるケースと、額から上を覆う「角隠し」を選ぶ場合があります。

アットホームな雰囲気で参列者も大満足!

神前式は、元々は両親やごく近しい親族のみで行われるものですが、最近では少数の友人知人を招くケースも増えています。いずれにせよ、少人数で厳かながらも温かな雰囲気の中、巫女による舞や、神の前で行われる古式ゆかしい儀式の数々を体験すると、感動せずにはいられません。式の後、新郎新婦はもちろん、参列者の満足度が高いことも、神前式ならではと言えるでしょう。

神前式は、神社や神殿にて行われる日本古来の挙式スタイルです。厳かな雰囲気の中、伝統的な和装で格式高い式を体験できると、近年その良さが見直され、ますます人気が高まっています。